拭き掃除もできて、ゴミも自動収集できるロボット掃除機 Roborock S7+
我が家も遂にロボット掃除機を買いました。
どうせならということで、1台で拭き掃除もでき、溜まったゴミが自動収集されるゴミステーションがついている Roborock S7+ を買いました。
ヤマダ電機専売のようで、実店舗で店員さんに話を聞きつつ購入してきました。 → 現在 Amazon でも取り扱いがされています。
ネットでもヤマダ電機楽天市場店で購入できます。
なお、購入時に、掃除機(ロボット掃除機でなくとも良い)の下取りキャンペーンを行っていたので、33,000 円の割引がありました。
類似モデルは?
Roborock は日本ではヤマダ電機専売なので、人によっては購入しづらいですね。
拭き掃除ができる、ゴミの収集機能がある、といった二点をクリアしたロボット掃除機は DEEBOT OZMO T8+ や Neabot Q11 など roborock 以外にもあるので、検討してみても良いかも知れません。
特に、ECOVACS (エコバックス) DEEBOT OZMO T8+ は、Roborock S7+ よりも安く同等の性能です。
性能に大きな違いはなさそうですが、ゴミステーションには違いが見られます。 Roborock はゴミの収集方法を紙パックかサイクロン式かで選ぶことができます(最初から付属するパーツを入れ替えて使用します)。 私は、紙パックを用意するのが面倒ですし、溜まったゴミの量がわかりやすく捨てるタイミングが一目瞭然なので、サイクロン式にしています。 もし、ゴミ捨て時のホコリが気になる場合や、透明なので中身のゴミが見えるのが嫌だという場合は紙パック式が良いでしょう。
Roborock よりも、おおよそ 5 万円ほど安い価格設定になっている上、雑誌の家電批評でもベストバイになっている機種(Roborock よりも高評価)なので、実は、後からこちらを買ったほうが良かったかなとも思ったりしました。
ちなみに、iRobot(ルンバ)は拭き掃除が一緒になったモデルは現在ありません。 ルンバとブラーバをセットで使うことになります。
開封
ダンボール in ダンボールで届きました。 ピッタリのサイズです。
外箱
内容物
3段重ねで、詰め込まれています。
全部出したところ。 思ったよりパーツは少ないですね。
ゴミステーションは、サイクロン式のパーツがセットされていて、紙パック用のパーツと紙パックは別にあります。
組み立て
組み立てはとても簡単でくっつけるだけです。
ゴミステーション
右側にはゴミの収集ドックがあります。 掃除機の要領で、本体の下から吸い取り、後ろの左側を通って、右側に収集されていくようです。
ボタン一つで、下部が開くのでゴミ捨てはとても簡単です。
水洗いできるので汚れても安心ですね。
ここは、紙パックに変更することもできます。
フィルター
ステーションの左側が、吸い込む部分です。 上に排気が出ますが、H13 HEPA フィルターが入っているので、0.3ミクロンまでの微粒子を 99.9% カットされているそうです。 フィルターも水洗い可能。
本体
底面。
中央にブラシがあります。 ブラシはラバー素材で、髪の毛や糸くずが絡まないような素材になっています。
水拭き用のモップと、水タンク。 水は、部屋の大きさによりますが、我が家では大体 5 日ほど持つ感じでした。
毎日稼働させていても、モップは割と汚れるので週に一度水洗いしています。
紙パックフィルター
紙パックフィルターと専用パーツが同梱します。
紙パック無しでも使用できます。
ゴミタンク
ゴミタンクは上部の前面を開けると取り出すことができます。
このモデルは、Roborock S7 と Roborock S7+ とがあるのですが、S7+ はゴミ収集ドックがついているモデルで、S7 はついていないモデルです。 なので、S7 の場合はごみ捨てはここから取り出して捨てることになりますね。
うちでは S7+ なので、ここを開けることは今後ないでしょう。
ゴミタンクにもフィルターが入っていて、ゴミパッキンで密閉されています。 フィルターは特に交換の必要はありません。
ゴミタンクのスペースには、ブラシから吸引する穴と、ゴミステーションへ送る穴が見えます。
操作はスマホから
セットアップなどはスマホアプリから行います。
とはいっても、あまり難しいことはなく、起動させる最初は部屋を巡回して全体をマッピングします。
マッピング中の様子。
360 度センサーがあるので、まだ到達していない部分も空間を把握している様子がわかります。
掃除中は場所や軌跡がリアルタイムで更新されるので眺めていても面白いですし、外出中でも掃除の状況を把握できます。
部屋ごとに掃除を設定できる
完全に部屋のスキャンが完了して、掃除を実行している様子です。
掃除の軌跡を見ると、部屋の外周をなぞった後に直線的に往復して掃除している様子がわかります。 効率的に掃除をしている感じがあって好感が持てます。
軌跡がない部分は物があって到達できない部分です。 障害物があってもほぼほぼ壁を検知できていて、部屋の構造がしっかり把握できていますね。
また、エリアごとに色分けを設定しておくと、この部屋だけを掃除してほしい、といったケースで使えて便利です。
進入禁止エリア
掃除させたくないエリアは、アプリから進入禁止エリアを設定できます。上の画像でいうと、右下の黄色い部屋は掃除させたくないため、侵入できないようにしています。 左下も玄関なので進入禁止にしています。玄関には段差があり、段差は自動検知して侵入しないようになっていますが、過去に一度だけ落っこちたことがあったので進入禁止ゾーンにしました。
マップを複数作成できる
マップは複数作成させることができ、例えば、充電ドックの置いていない2階や、普段扉を締めている部屋、なども管理できます。 我が家では、脱衣所など扉を開けないと到達できない部屋があり、週に一度 Roborock を手で移動させて、部屋の中に閉じ込めて作動させています。 これでばっちり掃除してくれます。
スケジュール設定と手動実行
掃除は、本体のボタンを押して手動実行することもできます。 手動実行は作成したマップにしたがって全体を掃除するモードと、その場周辺を掃除するスポットモートがあります。 また、ステーションに戻すボタンがあります。
基本は、スケジュール設定をして動作させることになるかと思います。 スケジュールの設定はアプリからできます。
毎週何曜日の何時に、どの部屋を、どれくらいの強さで掃除するか、拭き掃除をするか、といった設定ができます。
掃除エリアを設定しておけば、スケジュールで選択できるので、予定に合わせてスケジューリングすることもできます。 リモートワークが多い昨今なので、定例会議の予定などに合わせて空いている時間に掃除の時間を設定すると良いと思います。 私は、大体昼食時に仕事部屋を掃除してもらうように設定しています。
メンテナンス
Roborock のメンテナンスで行っていることは、次の3点です。
ゴミについては、燃えるゴミの日に捨てています。 週に二度ということになりますが、一度や二度くらい捨て忘れても大丈夫です。 掃除範囲にもよりますが、月に一度で良いケースもあるでしょう。 紙パックも使っていないので、メンテナンスは捨てるだけです。 ポッドは水洗いもできるので、気になったら洗えば良いです。
タンクに水を補給するのは、我が家では週に一度あるくらいの頻度です。 正直、もう少しタンクの容量が大きいと嬉しかったですね。 ただ、掃除中に水が少なくなると本体の音声とスマホ通知で教えてくれるので、定期的に気をつけるというよりは、言われたら補充してあげる、といった感じで対応しています。
モップについては、水拭きをすると結構な汚れが取れるので、週に一度日曜日に水洗いをすることにしています。 中性洗剤をつけて手でもみ洗いするくらいです。
まとめ
ロボット掃除機を導入してから劇的に部屋の掃除が楽になりました。
特に、我が家は猫がいるので、猫のカリカリや砂が散らばることが多いので、定期的に掃除してくれるのが助かっています。 拭き掃除もとても良くて、掃除後に床がピカピカになっているのでとても気持ちが良いですね。
邪魔な物があるとスムーズに掃除してくれないんじゃないかとも心 配していましたが、激しくぶつかることもなく、あらかじめ記憶しているマップと異なる状況でもちゃんと合わせて隈なく掃除してくれるので頼もしいです。
メンテナンスの手間もほとんどかからず、こんなに便利だったのかと実感しています。 もっと早く買えばよかった!
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