一つの写真で違う現像を試してみた
いつも同じ現像しているとつまらないので、表現の幅を広げるべく、いくつかバリエーションを出してみました。
普段やらないことをやってみるのは、自分の中にその引き出しがないので、そもそも思いつかないため大変難しいことを実感。その結果、ボツ現像が大量にできたので、多くの作業が闇に葬りさられた。
結局残ったのは、普段自分の現像するものとそれほど傾向の変わらないものになったりしていて、そもそも自分の好みで現像の工程中に選択肢を選別してしまっている気がする。
そんなわけで、残ったのは普段と変わらないものなんだけれども、バリエーションとして3枚載せてみる。
なお、現像に使用したソフトウェアは、Adobe Lightroom Classic。
元画像
元画像がこちら。
RAW を編集せずに書き出し。
普段の現像
いつもはだいたいこんな感じに調整。
暗めの印象に
全体としてダークな感じにするけど、光があたっている様子は強調したかった感じ。 クールな感じを出したいので、全体のトーンを青系に寄せているけども、ピンクの要素は残したかった。
少し、中途半端な感じがしていて、もう一歩なにか踏み込みたいと思ったけど、うまくまとまらなかったので、ここで止めている。
オールドスタイル
彩度を落として、ノイズを入れている。
ちょっと隙間が多いとノイズが目立たなかったので、花びらのが占める割合が上がるよう、トリミング。 ブログの画像サイズだとノイズがわからないかもしれない。
複数現像やってみて
闇雲にやってもうまく行かないなということを再認識。
基本的に、現像は撮影した時の印象を元にしてその印象に近づけていく作業だと思うのだけれども、今回は面白い表現を探してみようという感じでやったので、どこで終わりにするかの判断が難しかった。
しばらくしてから、現像した画像を見返すとやっぱねーわ、となることも多かったので、最初にイメージを持つことが大事。
とはいえ、表現の幅を広げるためには、いろいろなことを試行錯誤する経験は必要だと思うので、たとえば、テーマをいくつか決めて、そのテーマで現像するということをやってみると面白いと思った。
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